ファッション業界の”お困りごと” @スピンズバイヤー

ファッション業界の”お困りごと” @スピンズバイヤー

こんにちは!

 

今日はファッション業界が直面している、

“お困りごと”についてのお話です。

「ファッション業界のお困りごと」とはずばり、

洋服が沢山余っている!

ということです!

 

日本では年間で作った洋服の約半分の14億着が捨てられているといいます。

 

僕自身も中国の工場に行って生地の段階ですごい残っているのを見て衝撃を受けたのを覚えています。

 

余っている洋服をどうにかできないか?

ということに対して、お取引様とのお取組みについてです。

 

 

捨てられてしまう洋服はどこへいくのか?
余った洋服の流通はこちらの記事をご参照ください!

「古着」はどこからやってくるの?【海外在住バイヤーレポート】

アパレル業界では、服をつくって販売するまで約1ヶ月から半年、

その間のモノの流れはとても複雑で、

糸屋さん、生地屋さん、パーツ屋さん、縫製工場、プリント工場、運送会社さん、企画メーカーさん、物流倉庫などなど他にも色んな方の手を借りて成り立っています。

 

 

その沢山の方たちの苦労にも関わらずこんなに捨てられているなんて思うと切ないですよね。

本来は人の気持ちを豊かにするために作られたモノなのに、、、

 

今年はコロナの問題もあり更にアパレル業界では洋服が余っているという厳しい現状がありました。

 

余って捨てられる洋服が少しでも誰かの手に渡って着てもらえたら・・・

洋服が沢山売れ残って困っているお取引様の手助けが少しでもできれば・・・

 

そこで、

スピンズのお店の空いているスペースで、

アパレルメーカーさんの余っている洋服を格安で販売させていただくことにしました。

仲の良いお取引様に、同じように困っているメーカーさんを集めてもらい展開しました。

 

 

 

 

 

お客様は、お得にお買い物できる

アパレルメーカーさんは、余っている洋服を少なくできる

スピンズは、お店の余っているスペースが活かせる

 

おかげさまで800点くらいの洋服がお客様の元へ渡りました!

 

素直に嬉しいですね!

 

利益はほとんどありませんが笑

 

これからも微力ではありますが、

創造力や繋がりから生まれる力で社会の問題に対して取り組んで

いければと思っています。