【地方創生イベント】福島県会津若松市にて約1万人が集まるPOPUPイベントを開催

【地方創生イベント】福島県会津若松市にて約1万人が集まるPOPUPイベントを開催

2020年1月、「ハラジュク化プロジェクト」として地方創生を目的とした合同催事出店しました。

このプロジェクトは株式会社ワンクリエイトが企画運営する、原宿で活躍するショップが地方都市に出張出展する催事イベントとなっています。

 

「ハラジュク化プロジェクト」第2弾となった今回は2020年1月8日(水)~12日(日)の5日間、福島県会津若松市にて開催。

舞台となったのは会津若松市の神明通り商店街。

 

2019年9月に新潟県三条市で開催した「ハラジュク化プロジェクト」を視察された神明通り商店街振興組合事務局さんからのお声掛けから始まりました。

商店街として、中学生~高校生の若者が集まるショップやイベントが無いという課題があり、その年齢層の若者が商店街に興味をもち、ショッピングやイベントに参加するきっかけをつくりたいという依頼を受け、今回のプロジェクトがスタート。

 

空きテナントを利用し、期間限定ショップをオープン!

 

企画運営会社ワンクリエイト声掛けの元、出展店舗は前回同様、アパレルブランド「SPINNS」、レインボーフード「LE:SHNER」、タピオカショップ「一千花」の3店舗が出店しました。

店舗スタッフは店舗責任者と現地の高校生を中心としたボランティアスタッフで、今回は約15名の方が参加してくれました。

 

地元の高校生が中心となったボランティアスタッフたちは、レジ対応やフードの調理など初めての体験を各ショップの社員から教えてもらい、楽しく働いていました。

 

今回、初の試みとして商店街近くのホールを利用し、ファッションショーを開催。

SPINNSと商店街の衣料店を融合させたコーディネートを、地元の高校生や親子、そして地元で活躍する美少女図鑑のモデルさんなど幅広い年齢層のモデルが出演しランウェイに登場。

会場には友人や家族、地元の高校生など200名以上が集まり、モデルたちに声援をおくってくれました。

 

会場には幅広い客層と福島ローカルのTV取材や新聞社も詰めかけ大いに盛り上がりました。

地元ニュースや新聞での報道、来店客からのSNSでの拡散が連日行われたことで、イベント後半はオープン待ちの行列ができ、閉店時間まで客足が途絶えないほどの賑わいでした。

5日間にわたり開催した神明通りハラジュク化プロジェクトは大盛況で終了。約1万人以上の若者が友達や家族と来場し、原宿のファッションやフードに目を輝かせている姿が印象的でした。

 


 

運営スタッフコメント

SPINNSプレス 宮崎洋輔

 

今回は昨年9月に開催した新潟県三条市に続き第2回ということで、ブランドとしても前回よりもより良い取り組みができるように心がけました。

 

まずはボランティアスタッフ。

告知がギリギリだったこともありなかなかスタッフが集まらず不安でしたが、開催直前に2名の女子高生からDMが来たんです。

しかも店舗準備日も含め4日間も手伝ってくれました。とても嬉しかったです。

 

ボランティアスタッフはもちろん無給です。代わりにショップ販売員として働いてくれるので、制服代わりに洋服を1枚プレゼントしています。

今回来てくれた2名はアルバイトを経験したことのない高校生で、まさに生まれて初めて「働く」という経験をしました。

 

SPINNSとして、この「働く」という目的を「給料」だけではない喜びで体感してほしいという思いがあります。

始めてレジスターを触ってお金のやり取りをしてみたり、洋服のたたみ方や売り場づくり、実際にSPINNSの現場でも行っているスタッフからの今日の気づきを終礼で発表することを体験していただきました。

初めての経験を緊張しながらも楽しみながら学べる喜び。そして友達や家族がお買い物に来てくれたときに感じる喜び。お客さんに「ありがとう」と言ってもらえることのサービス業としてのやりがい。そんなことを現場で体感してもらいました。

 

現場ではいろんなサプライズが起きます。

人手不足で焦っていたら、買い物に来ていた高校生が、「今時間あるんで手伝いますよ!」と言って、レジフォローをしてくれたり、「アパレル業に興味あって、週末空いてるんで働いて良いですか?」といってボランティアスタッフに加わってくれたり、イベント翌日の早朝の片付けにも自主的に参加してくれたり。

そんな光景を目の当たりにして、このプロジェクトのやりがいを強く感じました。

 

お買い物に来た地元の子たちとのコミュニケーションをとることで、「また明日もくるね!」と言って、翌日友達を連れてきてくれたり、お母さんと一緒に買い物にくる子たちも多く、嬉しかったです。

 

今回、商店街振興組合の方たちから依頼をしていただいた理由の「若者が集まるきっかけづくり」は微力ながらできたのではないかと思います。

理事長さんから「絶対もう一回やろう!」と言っていただけたので、是非次回はもっとパワーアップしたイベントを開催したいと思っています。

 

SPINNSができる地方創生の目指す方向として今回使命感として芽生えたことがあり、まずはSPINNSらしくエンタメ要素のある若者がワクワクする体験型POPUPSHOPを創ること、そしてその先の未来につながるような「学び」や、街の大人の方たちと子供たちを繋ぐイベントを行うことで、僕たちがいなくても若者が商店街に集い繋がっていけるようなイベントにしたいと思っています。

 

 

 


 

パートナー企業

株式会社ワンクリエイト

https://www.onecreate.jp/