今回は、先日行われた田植えのレポートです。
この日は天気に恵まれ、雲一つない青空です。
関西地区の社員を中心に約30名が集まり、早速田んぼに向かいます。
1日目は、”黒米”と”こしひかり”を手植えで植えます。
まずは、植える場所にマーキングをしていきます。
マーキングした線を目印に一つ一つ手植えで植えていきます。
横一列でスタートしましたが、早速差が出てきました。
スピード重視でひたすら進む人、ゆっくりだけど丁寧に植える人、こんな所にもそれぞれの個性が表れていて面白いです。
コロナウィルスによる自粛疲れや、日々のパソコン業務から解放され、みんなのびのびしています。
泥だらけになりながらも、わいわい楽しみながら田植えしていて、こんな所にもスピンズらしさが表れています。
無事植え終りました。
田植機で植えるのと違って、曲がっていたり、間隔がばらばらだったりしてますが、またそこも手植えらしさが出ていて良いですね。
秋に収穫するのが今から楽しみです。
たくさん獲れるといいですね。
2日目は、田植機を使った田植えと、汚れ、ダメージなどで店頭にだせない古着を使ったかかし作りです。
まずは、田植えです。
この田植機で田植えをしていきます。
昆虫みたいなフォルムが可愛らしいです。
初心者なので田植機の動かし方を習いながら、田植えしていきます。
手植えよりもかなり早いスピードで植えられていきます。
文明に感謝ですね。
ご覧の通り綺麗に植えられました。
次は、かかし作りです。
2人1組になって、試行錯誤しながら廃材の竹で作った土台に古着で肉付けしていきます。
出来上がったかかしがこちらです。
このかかしを前回植えた畑と、今回田植えした田んぼに配置します。
柵があれば、かかしは必要ないのかもしれませんが、かかしがあったほうがスピンズっぽくて雰囲気でています。古着の廃材も有効活用できました。
これにて2日間の田植えとかかし作りが終了です。
田植えも無事に植え終わりましたし、参加した社員も都会の喧騒から離れかなりリフレッシュできて大成功でした。
◆コメント◆
佐伯逸彦(株式会社ヒューマンフォーラム/SPINNS古着バイヤー)
今年度SPINNS FARMのメンバーとして、バイヤーの業務と並行して農業にも取り組んでいます。
僕自身”食”にすごく気を使っていることもあって、普段から無農薬や有機栽培のお米やお野菜を買うことも多いですが、そういうお米やお野菜がどのくらいの手間暇かけて育てられ、お店に並んでいるのか実際のところ知りません。
まだ2ヶ月ですが、実際に自分が育ててみることにより、いままでよりも更にありがたみを感じられそうです。
古着の買い付けも全く同じですが、なんでもその背景を知るというのはとても大切だと思います。
ものが手元に来るまでにたくさんの人の苦労や想いがあります。
それを知ることにより、そのものを見る目も変わりますし、価値を感じるようになります。
今回は、コロナウィルスの影響もあってお客様やお取引先様を集めての開催はできませんでしたが、秋の収穫祭では、、お客様やお取引先様からも参加者を募集して開催し、一緒にそんなことも感じられたら良いなと思っています。