10月31日、福岡女子商業高等学校にて、リユースプロジェクト販売開始発表会が開催。来場した武末 茂喜 那珂川市長や取材メディアなどに向け、これまでの活動報告と販売開始発表を行いました。
このプロジェクトは福岡女子商業高等学校(以下、福岡女子商業)の生徒が中心となり、学校のある那珂川市にて不要となった衣類を回収~販売までを行うリユース推進プロジェクトです。
福岡女子商業では2021年度よりアパレルブランド「SPINNS」と連携し、部活動としてSPINNS部を発足。活動の1つとして昨年より校内にて衣類回収BOXを設置し、生徒や学校職員より不要衣類を回収。地域や校内イベントでリメイクワークショップやリユース販売に取り組む活動を行ってきました。
今回のプロジェクトではSPINNS部だけではなく、福岡女子商業の部活動として活動する「マーケティングLab.」「キカクブ」「有志サポート生徒」が中心となり取り組みました。
部の特色を生かし、ポスター考案やSNS発信、回収衣類の計測など役割分担しプロジェクトを進行しました。
このリユースプロジェクトには株式会社メルカリ(以下、メルカリ)がサポート企業として参加。メルカリは今年よりサーキュラーエコノミー推進の教育プログラムに取り組んでおり、高校生向けのプログラム実施としてプロジェクトの説明やマインドセット、実際の販売方法などを生徒へ伝えました。
また、プロジェクトの衣類回収BOXとして、「メルカリエコボックス」を使用しました。
プロジェクトサポートを担当した高橋亮平メルカリ政策企画参事
メルカリエコボックスと回収された衣類
メルカリエコボックスについて
https://about.mercari.com/press/news/articles/20231116_mercariecobox/
回収には福岡女子商業のある那珂川市が協力し、那珂川市役所エントランスへの回収ブースの設置やホームページでの地域住民への呼びかけを行いました。
また、生徒たちが回収ボックスの説明と設置活動も行い、多くの学校や地域事業者がプロジェクトに協力いただきました。
最終的に集まった地域回収衣類とプロジェクト生徒たち
SPINNS部では不要衣類の新しい価値づくりとしてリメイクアイテムの制作に取り組みました。
放課後に集まり不要衣類をピックしリメイク商品を制作
デニムとシャツのリメイクをテーマに、バッグやフリルシャツを制作。プロジェクト発表会では実際に完成した商品を会場に展示し、31日よりメルカリShopsにて販売開始しました。
SPINNS部が制作したリメイク商品
プロジェクト発表会には活動した生徒やサポート企業の他、柴山翔太校長をはじめとした福岡女子商業の教員、那珂川市から武末 茂喜 那珂川市長が参加。
市の広報職員や地元テレビ、新聞社なども来校し、多くの大人たちが生徒たちの発表を聞きました。
代表生徒が登壇し活動を報告
メディア取材を受けるプロジェクト生徒
プロジェクトにて発表された商品は現在メルカリShopsにて販売中。
購入があった際には生徒たちで発送作業や追加商品の制作などを行っていきます。
福岡女子商業高等学校の「メルカリShops」のショップはこちら
https://mercari-shops.com/shops/nHgvtRKWBxZGEkuvu8ojh7
【コメント】
SPINNSローカル事業部/SPINNS部顧問 宮崎 洋輔