【最新】ダイハツムーヴの買取価格は？おすすめの買取業者や高価買取のポイントも解説

ムーヴといえばダイハツを代表する人気モデルの1つで、軽のトールワゴン車市場を牽引するロングセラー車種でもあります。コンパクトな車格は運転のしやすさから女性からの支持を集め、カスタムの多用性は若者を中心に高い評価を得てもいます。

そんなムーヴですが、中古車の買取においてなかなか良い査定額が付かないとお困りではないでしょうか。実は適切な買取サービスや売却方法を用いれば、相場よりも高い価格で買い取ってもらえることが期待できるのです。

今回はダイハツムーヴにフォーカスを当てて、おすすめの買取サービスや高く売るコツ、年識別の相場情報もご紹介していきます。ムーヴ売却の参考に活用してみてください。

ダイハツムーヴの買取におすすめのサービス7選

中古車の買取は、売却しようと考えている車種に合わせた買取サービスを選ぶことが重要です。適切な買取サービスの利用ができないと、大きく損をしてしまうことも。ではダイハツムーヴの買取はどのサービスを利用するといいのでしょうか。まずはおすすめの買取サービスを7つご紹介します。

カーネクスト

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カーネクストは車の買取専門の大手業者で、日本全国で自社基準での買取をおこなっています。電話や公式サイトでは車の買取査定を年中行事で受け付けていて、必要情報を伝えるだけで最終的な査定額まで算出します。現車確認無しでもOKを謳っているので、査定のための日程を合わせる必要もありません。

出張引取も離島などを除けば無料。複数社からの営業電話もかかってきません。またカーネクストでは、廃車・事故車の買取にも対応しています。不動車でも楽に買取を進められるので、どんな人にもおすすめできる中古車買取サービスです。

ダイハツムーヴの買取事例ですが、走行距離が短いと高値が付きやすい傾向にあるようです。年式が古いものや走行距離が多いものでは、グレードが高くても20万円程度となるようです。

車買取革命

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車買取革命は、複数の買取業者に対して一度に査定依頼が出せる、中古車買取の一括査定サービスです。公式サイトから申込む際に、車種や年式、走行距離などの情報を入力するだけで、査定額の概算が提示されます。

通常の一括査定サービスでは、ネットを介して査定した全ての業者から連絡が入ることが多いのですが、車買取革命を利用したユーザーに対して実際に連絡するのは、最も高価な査定額を提示した1社だけです。

最短で、査定依頼があった当日には出張査定に来てくれます。車の買取に関して分からないことがあるときは、車買取革命のコンシェルジュへの相談も可能です。このようにユーザーに寄り添ったサービス内容が口コミでも評判を集めています。

公式サイトには、ムーヴの買取事例は載っていません。しかし数多とある加盟業者の中から最も高い査定額を出した業者とやりとりができるようになるので、高価買取は充分に期待できます。ムーヴを少しでも高く売りたい人にはおすすめのサービスです。

イカプラ

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イカプラは多数の業者に対して同時に査定依頼が出せることが特徴の中古車買取一括査定サービスです。加盟店は600を超えていて、中には高級車の取り扱いに長けている業者や、廃車・事故車の買取にも対応している業者があります。そのため車の買取・引取を頼みたいと考える多くのユーザーにおすすめのサービスです。

WEBページの入力フォームや電話のほか、イカプラの公式LINEからでも査定依頼ができます。入力フォームでの申込みは、メーカーと車種さえ分かれば可能です。そのほかに必要な情報があれば、イカプラからの電話がかかってきたときに質問されます。対応するのはイカプラの専属オペレーターですので、受け答えが査定額に影響する心配もありません。車の買取に詳しくない人でも利用できる安心感が口コミでも高く評価されているようです。

公式サイトにムーヴの買取事例は載っていませんが、複数社への査定依頼によってあらゆる車の買取価格が上がったことが紹介されています。軽のトールワゴン車では、値段を付けなかった業者もある中で2万円で引き取られたというものも。

MOTA車買取

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MOTAは車関連の情報メディアのほか、新車・中古車の紹介やカーリースも手がけています。そんなMOTAが運営している一括査定サービスが、MOTA車買取です。入力フォームから査定を申込むと、最大で20社が同時に査定を実施。その中から高値を提示した3つの業者からユーザーに連絡が入ります。

高価格を示した3社以外の価格を比較可能なのもポイント。加盟している各業者は利用客からの口コミで評価されているので、その内容で選ぶ方法もあります。評価されているポイントは、査定価格、連絡対応、おすすめ度の3つ。そしてこれらの評価から判断された総合評価がそれぞれ5段階で示されています。

公式サイトでは、ムーヴの買取事例も多数紹介されています。その数は600超。あらゆる年式や走行距離の事例が揃っているので、自分のムーヴに近い条件の買取事例が見つけやすいです。低走行距離車であれば、100万円を超える査定価格の事例もあります。

車査定比較.com

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車査定比較.comも中古車買取の一括査定サービスで、こちらは295社が加盟しています。WEBページ上にて入力された情報を元に、最大10社の買取業者が概算の査定をおこないます。

こちらでは価格を提示した全ての業者がユーザーとコンタクトできます。そのためユーザー側としては、実車査定を希望する全ての業者を相手にしなければならず、人によっては対応が面倒に感じることがあるかもしれません。しかし査定価格以外の面も含めて、自分で業者を選ぶことができるとも言い換えられるでしょう。

また、全ての業者との連絡が可能ということは、実車査定でも競合させることができるということでもあります。そのため、車の買取に慣れている人におすすめのサービスです。

公式サイトの買取事例にムーヴを取り扱っているものは紹介されていません。しかし複数社の査定額を比較した結果、15万円から60万円の幅で買取価格が上がったとされています。

カービュー

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カービューはヤフーが運営の一括査定サービスです。こちらの加盟業者は全国に300以上。商用車や事故車・不動車の買取にも対応する業者も存在しています。最大8社に対して同時に査定依頼を出し、その中から実車査定をしてもらう業者を選ぶ形です。

全国展開している大手業者のほか、日本各地の地域で独自に展開する買取専門店も加盟しています。地理的条件も含めると、実車査定や引取の日程を組みやすくなるので、そう言った点を考慮しつつ様々な業者を比較・検討できます。あらゆる事情を加味した上で買取業者を選択したいというときにはおすすめのサービスです。

カービューの買取サイトでは、車種別の買取事例や査定相場をチェックすることが可能です。また一括査定利用者からの口コミも、車種別に年式や走行距離も含めて紹介されているので、自分の条件に近い人の買取事例ではどうだったかの参考にすることもできます。ムーヴの場合、直近では20年や25年落ちの個体に対して3万円や5万円という価格が付いた事例が紹介されています。

セルトレ

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セルトレは比較的新しく始まった車買取の一括査定サービスです。一般的な中古車だけでなく、不動となっている廃車や事故車などの買取にも強みを発揮しています。これは買取後の流通ルートが国内外に広がっていて、日本車であればどんな状態のものでも構わないという海外への流通も可能としているからです。

海外への輸出はパーツ単位でもおこなっているので、大破している車も場合によっては買取が可能となるでしょう。もちろん、10年落ち以上や10万キロオーバーの車もOK。災害などで水没した車にも価格が付く可能性が高いです。自分の車に値段が付くかどうか自信が無い方にはおすすめのサービスと言えるでしょう。

無論、年式が新しい車や低走行距離車であれば更に高い査定額が付きます。複数社を比較することによって、60万円近く価格が上がったと紹介されています。またムーヴに関しても、12年落ちで状態があまり良くないとされたものが買取価格のアップに成功したとのことです。

ダイハツムーヴの特徴

ムーヴが登場したのは1995年のことでした。スズキのワゴンRを主なライバルとして位置づけており、差別化のためにリアゲートを横開きとしていたのが特徴の1つでした。以来、2014年に販売が終了する5代目ムーヴまでずっと横開き式を採用し続けていました。また当時としては珍しい多彩なシートアレンジも可能なのがポイントでもありました。

2014年から販売されている現行モデルは6代目にあたり、室内の快適性や機能性は更に向上しています。マイナーチェンジ後は最新の安全装備も取り入れられるなど、ダイハツの看板車種に相応しい仕上がりとなっている1台です。

2022年8月現在、国内における軽自動車のトレンドはタントやN-BOXなどのスーパーハイトワゴンであり、中古車市場での需要もそちらの方が高い傾向にあるようです。しかしムーヴの人気は健在であり、買取相場については「落ち着いている」と表現できるでしょう。

ダイハツムーヴの買取相場一覧

ここからは、ダイハツムーヴの買取相場についてチェックしていきましょう。2年落ちとなる2020年式から18年落ちとなる2004年式までの買取相場について、主なグレード別に紹介していきます。

今回紹介するデータは、カービューの買取シミュレーターを元にしています。こちらは国内の中古車市場情報を元に算出されているものですので、あくまで平均相場であることをご承知おきください。また走行距離については、2022年8月現在から遡ること1年が経過する毎に1万キロ加算しています。

2年落ち(2020年)〜6年落ち(2016年)のムーヴ買取相場

まずは2022年8月現在で5年落ち程度の範囲となる2020年式から2016年式までの買取相場を見ていきましょう。この年式のムーヴは現行モデルと同一です。

ここで紹介しているのは全て2WD車であり、4WD車の買取相場は5万から10万円程度上乗せされます。

2020年式の平均買取相場
グレード	2万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	66万円	63万円	59万円
L　SA3	67万円	64万円	61万円
X	72万円	68万円	64万円
X　SA3	74万円	70万円	66万円
Xターボ　SA3	77万円	72万円	68万円

ご覧のように、2年落ち2万キロの時点では概ね60万円程度が査定額の相場となっていることがわかります。ベースグレードと上位グレードの価格差は約10万円。新車購入価格と比較すると物足りない感は否めませんが、これらはあくまで相場であり、状態が良いものでは100万円に至ることも不可能ではないようです。

2019年式の平均買取相場
グレード	3万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	52万円	50万円	40万円
L　SA3	56万円	55万円	45万円
X	55万円	54万円	44万円
X　SA3	62万円	60万円	49万円
Xターボ　SA3	63万円	61万円	49万円

3年落ち3万キロになると、全体の相場は一気に下がります。3年落ちとなると初回車検の時期と被る頃です。車検の有無を査定額に反映させている事例があると、このように買取価格の相場にも影響が出ています。実際はもう少し高めに売れる可能性があると考えても良いでしょう。

2018年式の平均買取相場
グレード	4万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	47万円	38万円	36万円
L　SA3	52万円	42万円	41万円
X	51万円	41万円	40万円
X　SA3	57万円	47万円	46万円
Xターボ　SA3	57万円	48万円	46万円

4年落ち4万キロではこのようになっています。平均的に50万円前後をキープできていますが、一方で走行距離が与える影響も大きくなっている事がわかるでしょうか。これは5万キロという1つの境界線が与えているもののようです。5万キロに到達しているかどうかが、高価買取における1つの分岐点であると思うと良いでしょう。

2017年式の平均買取相場
グレード	5万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	35万円	34万円	33万円
L　SA3	40万円	38万円	37万円
X	39万円	37万円	36万円
X　SA3	45万円	43万円	41万円
Xターボ　SA3	46万円	44万円	42万円

5年落ち5万キロです。中古車の買取相場が下がるタイミングの1つですから、このように1つ上の表と比較しても大幅に下がっていることがわかります。その一方で、走行距離が与えている影響もは大きくありません。1万キロや2万キロ増えていたとしても、差は1万円から4万円程度。5万キロを超えた車はそこまで神経質になる必要はないのかもしれません。

2016年式の平均買取相場
グレード	6万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	33万円	32万円	28万円
L　SA2	35万円	33万円	30万円
X	35万円	34万円	30万円
X　SA2	38万円	36万円	32万円
Xターボ　SA2	39万円	37万円	32万円

2016年では、上位グレードの一部に設定の変更があります。これはスマートアシストの変更によるものです。そのためベースグレードと比較して価格が大きく下がっているようにも見えますが、基本的には5年落ちと比較して大きく変わっていないと考えて良いでしょう。

下取り査定の相場に関しては、ここまで紹介してきたものと比較して6万円から7万円程度安いです。

7年落ち(2015年)〜9年落ち(2013年)のムーヴ買取相場

続いて2015年式から2013年式のムーヴ買取相場をご紹介します。

2015年式の平均買取相場
グレード	7万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	31万円	26万円	24万円
L　SA	31万円	26万円	24万円
L　SA2	32万円	28万円	26万円
X	32万円	29万円	26万円
X　SA	33万円	29万円	27万円
X　SA2	34万円	31万円	28万円
Xターボ	34万円	30万円	28万円
Xターボ　SA	34万円	30万円	28万円
Xターボ　SA2	35万円	31万円	29万円

2015年でもスマートアシストの変更がされておりますが、それに伴う価格差は生じていないようです。全体的に買取相場が変わらなくなり始めており、ベースグレード上位グレードの買取価格相場の差は4万円程度にまでなりました。

2014年は5代目モデルから6代目モデルにフルモデルチェンジされた年です。ここではその両者を分けて買取相場をご紹介します。

2014年式の平均買取相場（6台目モデル）
グレード	8万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	25万円	23万円	22万円
L　SA	26万円	24万円	23万円
X	28万円	26万円	25万円
X　SA	28万円	26万円	25万円
Xターボ	30万円	27万円	26万円
Xターボ　SA	30万円	27万円	26万円

まずは現行モデルにあたる6代目です。価格相場が30万円を切るようになってきていますが、走行距離8万キロの8年落ち車では健闘しているとも言えるでしょう。フルモデルチェンジがおこなわれたのが12月でしたから、2015年式と大きな差異が生じていないという見方もできます。

2014年式の平均買取相場（5代目モデル）
グレード	8万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	10万円	9万円	9万円
L　SA	11万円	9万円	9万円
L　VS	12万円	10万円	9万円
X	12万円	10万円	9万円
X　SA	12万円	10万円	9万円
Xターボ	12万円	10万円	9万円
Xターボ　VS	12万円	10万円	10万円
Xターボ　SA	12万円	10万円	9万円

続いて先代モデルとなる5代目です。ご覧のように、フルモデルチェンジを一度挟むだけで18万から15万円も相場が下がります。グレード間の価格差も開かなくなっており、このぐらいの年式になるとあまり考慮されていないことが示されているように見ることもできます。

2013年式の平均買取相場
グレード	9万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	9万円	8万円	8万円
L　SA	9万円	9万円	8万円
X	9万円	9万円	8万円
X　SA	10万円	9万円	8万円
Xターボ	10万円	9万円	9万円
Xターボ　SA	10万円	9万円	8万円

9年落ち9万キロでは、とうとう10万円を切るグレードも出始めています。また、各グレードの価格差も1万円となり、高価買取にも限界が見えてきていることがお分かり頂けるでしょう。

下取り査定の相場との価格差ですが、現行モデルに関してはやはり6万円前後のようです。5代目モデルでも、価格差は5万円程度は生じているようです。

10年落ち(2012年)〜18年落ち(2004)のムーヴ買取相場

最後に10年落ち以降のムーヴ買取相場をご紹介します。10年落ちは中古車市場における1つの境界線であり、買取業者によっては査定した結果、価値を見いだせないと判断して買取を断るケースが生じます。また値段が付いた場合でも、5万円以下となることも。

2012年式の平均買取相場
グレード	10万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	7万円	6万円	5万円
L　SA	8万円	8万円	7万円
X	8万円	7万円	6万円
X　SA	9万円	8万円	7万円
Xリミテッド	8万円	7万円	7万円

10年落ち10万キロであったとしても、5万円を上回る相場をキープしていることは健闘していると言えるでしょう。しかし実例を見ると、これよりも安い査定額となっているケースは多々あります。これは外装や内装の状態が与える影響であると思われますが、逆を言えば内外装の状態が良くても20万円に届く見込みは薄いということが言えそうです。

2011年式の平均買取相場
グレード	10万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	7万円	6万円	5万円
X	7万円	7万円	6万円
Xリミテッド	8万円	7万円	6万円

11年落ち以降は、走行距離を全て10万キロと設定して相場をご紹介します。2011年ですが、5代目モデルの登場直後ですので、グレードの数も多くありません。しかし買取相場についてはほぼ横ばい。前年と比較しても大差ありません。

2010年は4代目モデルから5代目モデルへのフルモデルチェンジがおこなわれました。まずは5代目モデルの相場からみてみましょう。

2010年式の平均買取相場（5代目モデル）
グレード	10万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	6万円	5万円	5万円
X	7万円	6万円	5万円
Xリミテッド	8万円	7万円	6万円

ご覧のように、やはり2011年と比較しても大きく変わりません。走行距離が更に重なっていたとしても、その差は1万キロあたり1万円行くかどうかです。

2010年式の平均買取相場（4代目モデル）
グレード	12万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	3万円	3万円	2万円
X　VS2	3万円	3万円	2万円
X　VS3	3万円	3万円	2万円
Xスペシャル	2万円	2万円	2万円

先々代となる4代目モデルとなると、5万円に届きません。ベースグレードと上位グレードの差もほとんどないどころか、買取事例の数によって逆転しているようにも見えます。これは買取事例から算出されたデータ故に、事例が多い方がより正確な価格が出るからと思われますが、実際の査定額も大した差は生じないでしょう。

4代目モデルとなれば、下取りにおいては価格が付くかどうかも分からなくなります。

2009年式の平均買取相場
グレード	10万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	2万円	2万円	2万円
L　VS	2万円	2万円	2万円
X	3万円	3万円	2万円
X　VS	3万円	2万円	2万円
X　VS2	2万円	2万円	2万円
Xスペシャル	2万円	2万円	2万円
Xリミテッド	3万円	2万円	2万円

2008年式の平均買取相場
グレード	10万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	2万円	2万円	1万円
Lセレクション	2万円	2万円	1万円
X	2万円	2万円	2万円
Xリミテッド	2万円	2万円	2万円
メモリアルエディション	2万円	2万円	2万円

2009年式と2008年式の相場に差はありません。2009年式ではかろうじて3万円をキープしているグレードもあるようですが、このあたりの年式ではグレードよりも走行距離や外装などの状態の方が査定価格を決める要素のウエイトを占めているようです。

2007年式の平均買取相場
グレード	10万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	1万円	1万円	1万円
X	2万円	1万円	1万円
Xリミテッド	2万円	1万円	1万円
メモリアルエディション	2万円	1万円	1万円

15年落ちとなる2007年式では、1万円台を超える査定額が示されるのは稀と言っていいのではないでしょうか。

2006年式の平均買取相場（4代目モデル）
グレード	10万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	1万円	1万円	値段付かず
X	1万円	1万円	値段付かず
Xリミテッド	1万円	1万円	1万円

2006年式では、とうとう0円表示も出るようになりました。恐らく10万キロや11万キロであったとしても、値段が付くかどうかはギリギリの線にあるのでしょう。

2006年は3代目モデルから4代目モデルへのフルモデルチェンジがおこなわれています。しかし3度のモデルチェンジとなれば、いよいよ中古車市場における需要はゼロが見え始めてきます。10万キロを下回っている場合の参考のため、走行距離9万キロから紹介します。

2006年式の平均買取相場（3代目モデル）
グレード	9万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	値段付かず	値段付かず	値段付かず
L（4WD）	1万円	値段付かず	値段付かず
VS	値段付かず	値段付かず	値段付かず
VS（4WD）	1万円	値段付かず	値段付かず
X	値段付かず	値段付かず	値段付かず
X（4WD）	1万円	1万円	値段付かず

ご覧のように、2WD車では価格が付きませんでした。3代目モデルの相場からは4WD車の買取価格の相場も紹介していますが、それでもこの程度です。10万キロを下回っていてこうなっていますから、モデルチェンジの回数も重要であることがわかります。

2005年式の平均買取相場（3代目モデル）
グレード	9万キロ	+1万キロ	+2万キロ
L	値段付かず	値段付かず	値段付かず
L（4WD）	値段付かず	値段付かず	値段付かず
VS	値段付かず	値段付かず	値段付かず
VS（4WD）	値段付かず	値段付かず	値段付かず
X	値段付かず	値段付かず	値段付かず
X（4WD）	値段付かず	値段付かず	値段付かず

2005年式では、どのようにシミュレーションしても値段が付きませんでした。5万キロ程度の個体であれば可能性はあるでしょうが、17年落ちで5万キロというケースは非常に稀です。買取相場が通用するケースとは外れる可能性があるので、紹介は割愛させて頂きます。

また、2004年式の紹介についても同様に割愛いたします。

総評としては、ムーヴの買取は中古車の査定価格を決める要素の影響を大きく受けることがわかりました。詳しい事は下の項目で改めてご紹介しますが、中古車の買取では、年式の経過、走行距離、モデルチェンジの回数が増える度に、査定価格は下がっていきます。

ただし、ここで紹介したのはあくまで事例に基づいた相場であり、一例であると心得ておきましょう。走行距離や内外装の状態によっては相場以上の査定額となることがありますし、その逆も然りです。

ムーヴを相場より高価で売るポイント7つ

車を買取専門業者に引き取ってもらうときは、できるだけ高価で引き取ってもらいたいものです。条件さえ整えば、相場よりも高い価格で売却することも不可能ではありません。では高い金額で売却できる条件とはどういったものなのでしょうか。

ここからは、ムーヴをできるだけ高い金額で売るポイントをご紹介します。

年式

ムーヴをできるだけ高値で売る際に重要なポイントの1つが年式です。上の項目でご覧頂いたとおり、年式が古くなると買取価格の相場は大きく下がります。

一般的に査定価格が下がるとされている年式は、5年落ちや10年落ちと言われています。特にムーヴのような大衆向けの軽自動車となれば、10年落ちになってしまうとまともな買取価格が付かなくなってしまいます。

年式でもう1つ気をつけたいのが、フルモデルチェンジ前後です。上の項目の2014年式を見て頂くと分かりやすいですが、現行モデルと先代モデルとでは査定相場に大きな差が生じています。中古車市場の人気は、先代モデルよりも現行モデルに分があります。そのため査定価格も大きく開いてしまうのです。

できるだけ高い価格で売りたい場合には、年式が新しい内に。且つフルモデルチェンジ前を狙うことが重要です。自動車のフルモデルチェンジのサイクルは5年から7年程度が一般的で、ムーヴの現行モデルは2014年に登場していますから、2022年8月現在ではいつ新型モデルの発表があってもおかしくありません。ムーヴを売るならできるだけ早く行動することをおすすめします。

グレード

車を売却する際は、グレードによっても査定価格が大きく変わります。上位グレードであればあるほど中古車市場での需要も高く、買取価格も上がりやすいです。上の項目で見て頂いた通り、ムーヴの廉価グレードと上位グレードでは、10万円以上の差が生じることも珍しくありません。

グレードが高い車は、上位グレード独自の装備が装着されていることが多いです。それらは中古車市場における車の価値を高めますので、必然的に査定相場も上がります。軽自動車に設定が多いターボ車や四輪駆動車もこれに該当します。

将来的に高い価格で車を手放したいと考える際は、車を購入する際に高いグレードのものを選択することがおすすめです。ある程度年式が経過しても、グレードが高い場合は思った以上の値段が付くことも珍しくありません。車を使用している間の快適性にも差が生じるので、一石二鳥と言えます。

狙い目としては、特別仕様車もおすすめです。ムーヴに設定されているケースはあまりありませんが、中古車市場においては特別仕様車の価値も高いです。特に限定生産モデルとなれば、状態が良いままであれば高価買取が期待できます。

走行距離

車の走行距離も、査定価格に大きく影響します。走行距離が少ない車は買取価格が高価になり、多い車は相場よりも低い価格となります。

走行距離が多い車は、足回りやエンジン回りの消耗が懸念されるので、購入後に部品の交換などの修理が必要になるリスクが高く、敬遠されます。中古車市場での需要が低いので、買取価格も上がりません。特に10万キロを超えている車の場合、その傾向が顕著に表れます。上の項目でも紹介したように、10万円にすら届かなくなることの方が多いです。

ムーヴのような軽自動車では、走行距離は特に重要なポイントとなります。売却の検討に入ったときには、無駄に走行距離を増やさないように注意することも重要です。

一般的に走行距離が短いほど査定価格は高価になりやすいのですが、一部例外もあります。年式に対して走行距離が短すぎる場合は放置されていたのではという懸念が生じ、中古車市場では敬遠されやすいです。新規登録からの経過年数×1万キロが1つの基準とされているようですが、その半分の年間5,000キロ程度であれば問題はないでしょう。

装備品・オプション

査定価格を左右するポイントとしては、車の装備品も挙げられます。この点についてはグレードの項目でも少し触れましたが、装着されていることによって車の価値を上げるのは後付けのオプションでも同様です。

中古車市場で特に高い評価を得やすいのが、メーカーオプションとディーラーオプションです。メーカーオプションは工場での製造時にしか装着できないオプションであり、車の快適性の向上に大きく寄与します。ディーラーオプションはその車種に特化したアクセサリーですので、外観や内装に違和感を与えないレベルで適合します。このような装備品が付いている車は、査定価格も相場と比べて高くなりやすいです。

車に装着するパーツは、ダイハツが関与していない、所謂社外パーツと呼ばれるものも存在します。特にムーヴは人気車種ですから、様々なパーツメーカーから適合品が販売されています。こういったパーツが装着されていることによる査定時の評価は、あまり高望みできません。変わらないと言ってもいいかもしれないです。

社外パーツで気をつけたいのが、車検に適合しているかどうか。保安基準に適合していないと判断された場合、適合品を装着しなければならないのでマイナス評価となる可能性があります。マフラーやライトを交換している際は、外した純正品を保管しておくことをおすすめします。パーツが交換されていても、純正品さえあれば査定がマイナスとなる可能性は低いです。

修復歴など車の状態

ムーヴの買取においては、車の状態を良好に保っておくこともポイントです。外装の痛みや内装の汚れなどがあると、マイナスに響きます。査定を依頼する前に、内外装についてはよく手入れをしておきましょう。

内装のポイントとしては、汚れの他ににおいがあります。ペットを乗せたときの獣臭さやタバコのにおいについては特に重要で、喫煙者というだけで中古車市場では大きく敬遠されるケースも珍しくありません。清掃や消臭を徹底しておこなうことをおすすめします。

外装については査定前に洗車することもポイントですが、普段の保管についても注意できることがあります。車の外装は、直射日光や雨風に晒され続ける事によって痛みが進行します。外装の状態を保つためには、屋内駐車場か屋根がある駐車場に保管しておくことがおすすめです。また海に出かけた際は、潮による腐食を防ぐ為に念入りな洗車が必要でしょう。

外装の状態について1つ注意したいのが、修復歴です。これは事故などの後でフレームに関わる部分を修復したかどうかを示すものであり、査定の際にはきちんと申告しなければなりません。意図的に隠していた場合には、査定価格の大幅な減額や買取のキャンセルとなることも。

擦り傷の修理やバンパー交換などは修復歴に該当しません。どんな修理が該当するのかが分からない場合は、査定士に相談しましょう。

ディーラーへの下取りではなく買取専門業者へ売却

車を手放す手段として一般的なのは、ディーラーに対して下取りに出すケースでしょう。車の乗り換えに伴う古い車の処分では、全てディーラーに言われるままに任せる人も多いのではないでしょうか。しかし車をより高く手放す際は、買取専門業者に依頼することが重要です。

下取りと買取とでは、査定価格は大きく異なります。車種や年式にもよりますが、概ね10万円前後の差が生じています。これはあくまで買取相場との比較ですから、高価買取となった場合には更に大きな価格差となります。

次の項目でも紹介しますが、車の買取は一括査定サービスを利用することによって査定額を交渉し、価格を上げる余地があります。また年式や走行距離によっては、下取りでは価格が付かない場合も。しかし買取専門業者なら、そういった車にも値段を付けて引き取っている業者も存在します。手続きが面倒でない限りは、車の処分は買取専門業者を利用することをおすすめします。

一括査定を利用する

上の項目でも少し触れましたが、車の買取専門業者に査定を依頼する際は、一括査定サービスを利用することをおすすめします。

一括査定サービスは複数の業者に対して同時に査定依頼を出すことができます。相見積もりは別々の業者に連絡しないといけないから手間がかかると考える人も多いでしょうが、一括査定サービスは車の情報を入力するだけですから、査定依頼の手間はほとんどかかりません。

複数の業者に一度に査定をさせるという仕組みであることから、査定価格については業者同士での競合が起きやすく、必然的に査定額も高価となりやすいです。場合によっては、10万から20万円の差が生じるケースもあるようです。

更に買取価格を上げたいときには、実車査定も複数の業者にさせてみましょう。実車確認後の減額を最低限にできるだけでなく、WEB上よりも更に強く競合させられますので、より高く査定額を吊り上げることも不可能ではないでしょう。

ムーヴの買取に関するよくある質問

最後に、ムーヴの買取に関するよくある質問とその答えをご紹介します。買取専門業者を利用する際に当てはまる内容ですので、査定依頼を出す前に一度確認しておいてください。

Q1.廃車や事故車でも買取可能か？

廃車や事故車の買取は、業者によっては可能です。しかし、一般的な買取専門業者では断られるケースもあると考えておいてください。

買取専門業者が買い取った車が向かう先は、業者向けのオートオークションか、買取業者が自前で持つ中古車展示場のどちらかが多いです。共に国内での中古車市場への流通を前提としているので、再度乗れる車か、一定の需要がある車である必要があります。故に年式が古い車や走行距離が多い車には値段が付かないことがあるのです。

今回ご紹介したムーヴも、3代目モデルに至ると値段が付きませんでした。そういった場合には、廃車・事故車を専門に取り扱う業者を利用しましょう。今回ご紹介したサービスでは、カーネクストが廃車・事故車に対応しているほか、イカプラやセルトレなどで探すことができます。

Q2.ローンが残っている車の買取も可能か？

ローンが残っている車の買取ですが、残債の一括返済が前提となることが多いです。これはディーラーやメーカー系の信販会社を利用した場合でも、銀行などのオートローンを利用した場合でも同様です。

一般的に、車検証上の名義が自分のものであれば売却は可能であると言われています。しかしオートローンでお金を借り入れている場合、完済前の車の売却を認めていないケースがほとんどです。従ってローンが残っている車の買取は、どのようなケースであっても残債の精算が終わらないと難しいでしょう。

残債が買取価格より下回っている場合は、買取業者に手続きを任せることもできるようです。しかし査定額がローンの残りに至らない場合は、差額をあらかじめ工面する必要があります。このようなポイントに注意してください。

Q3.下取りと買取の違いは？

下取りと買取は、車の状態などを査定して値段を付けるという部分では同じです。しかしその中身は大きく違います。

下取りは、新車や中古車の販売店にて新しい車を購入する際に利用できる方法です。手続きは購入にかかる手続きと並行しておこなえるので、書類の手配などの手間があまりかかりません。しかし査定額は買取と比べて安い傾向にある上に、中古車市場での需要はあまり考慮されないようです。その上、値段が付かない車に救済の手が伸びることはほとんどないと言って良いでしょう。

買取は新しい車購入の有無にかかわらず利用できる方法です。乗り換えと並行しておこなう場合、別々で手続きを進める必要があるので、書類を手配する手間が増えたり、売却から納車までの空白期間が生じるなどのデメリットがあります。しかし買取価格は下取りよりも高いのが相場です。そして売却によって得たお金を手元に置くことができるので、使い道が選べます。

どちらを利用するかは、自分の事情や実際の査定額で選んで良いでしょう。

まとめ

ダイハツムーヴは人気車種ですので、年式が新しい車の需要は高く、高い買取金額が望めます。しかし年式が古く走行距離が多い車は、すぐに値段が下がってしまいます。モデルチェンジを重ねている車ですので、古いモデルではすぐに値段が付かなくなることも。

ムーヴを売る際は、できるだけ早めに行動すると良いでしょう。高価買取を希望するならば、一括査定サービスなどを利用してより高く買い取ってくれる業者を探しましょう。もし乗らなくなっている車があるならば、今すぐ査定に出してみましょう。