「世界の価値ある古銭にはどんな種類があるの?」
「海外の古銭は高く売れるの?高く売るためのコツはあるの?」
そんな疑問を持っている読者の方は、多いのではないでしょうか。
この記事では、「海外の古銭の種類」や、「高く売るためのコツ」をわかりやすく紹介します。
- 海外の古銭の種類
- 海外の古銭の価格の決まり方
- 海外の古銭をなるべく高く売るには
- おすすめの海外の古銭買取業者3選
古銭には、その年代の背景や歴史、国際的な祭典や、人物にまつわる出来事など、ロマンがたくさん詰まっています。
大事に保管している、「金貨に価値はあるのか?」また、「いくらくらいの値が付くのか?」その疑問が解消できる内容です。
この記事を最後まで読んでいただき、少しでも高く売れるように参考になれば幸いです。
海外の古銭の種類
引用:photoAC
発行されている海外の古銭金貨は、日本人にも馴染みの深い「地金型金貨」と「収集型金貨」のどちらかに分類されます。
2つの海外の古銭金貨について紹介します。
地金型金貨
地金型金貨は、投資目的で発行された金貨です。
その額面は、金そのものの価値より低く設定されていて、発行時の地金価格に、コストなどの諸経費を上乗せして販売されます。
地金型金貨の買取価格は、金相場の取引価格をもとに、基本的には取引されています。
また、再販売が可能な状態であれば、プレミアム分も含めて買取されます。
もしも、再販状態でなくても地金価格で買取が可能で、希少性などが考慮されるケースはほぼありません。
地金型金貨は、各国の造幣局が鋳造を行い、その重量や品位についてはその国の政府により保証されています。
- メイプルリーフ金貨(カナダ)…世界一の流通量
- カンガルー金貨(オーストラリア)…別名ナゲット金貨、デザイン性に特徴あり
- ナポレオン金貨(フランス)…地金型金貨の先駆け
収集型金貨
収集型金貨とは、記念硬貨として発行せれる金貨の種類で、多くの場合は、流通性を目的としない収集型金貨として発行されています。
収集型金貨は発行数量が限定され、基本的に金地金(きんじがね)の額面価格より、高価格で取引されます。
収集型金貨の額面は、金地金より低く設定されていますが、市場での取引価格は、収集家や貨幣商の間の市場価格で決定されます。
収集型金貨は、国家的な行事(オリンピックなど)を記念して発行され、コレクション目的や、希少性に対する付加価値の期待をこめて購入されるので、記念金貨とも呼ばれます。
世界的に見ても、国家記念行事や、国王即位・婚儀、王室慶事などで、記念金貨が発行されています。
- 4分の1フラン金貨(スイス)…世界最小の記念硬貨
- 天皇陛下御即位記念(日本)…10万円金貨
海外の古銭の価値の決まり方
引用:photoAC
古銭の価格の決まり方は、額面以外で「貴金属の価値」「コレクション価値」でも決まります。
ここでは、価格の決まり方を解説し、価値の高い古銭を3つ紹介します。
貴金属としての価値で決まる
古銭の買取価格の価値は、売却するときの貴金属の相場状況によって変動します。
金貨や銀貨は、コインに含まれる金・銀の重さに、地金価格の相場値をもとに算出も可能です。
例えば金貨は、素材が「金」ですので、「重さ×金の相場」で計算できます。
重さはtoz(トロイオンス)がもちいられ、1トロイオンスの重さは31.1035グラムとなります。
日本の相場表記では、1オンス×金相場=○○円・1/2オンス×金相場=○○円と、金額が表記されます。
したがって、古銭の買取価格の決定は、貴金属の相場状況によって、日々変動すると覚えておきましょう。
古銭としてのコレクション価値で決まる
古銭の買取価格の価値は、コレクション価値で高値になるケースもあります。
- 発行枚数が少ない
- デザイン性が珍しい
- コレクターの間で人気
希少性があり、コレクターが集めたくなるような古銭は、プレミア価値もついて高値がつきます。
コレクション価値は、単純に「重さ×金の相場」よりも、高値が付きやすいと覚えておきましょう。
価値の高い古銭を紹介
ここでは、価値の高い古銭を3種類紹介します。
- フローイング・ヘア・ダラー銀貨
- セント・ゴーデンズ(ダブルイーグル)金貨
- 天正菱大判金(てんしょうひしおおばん)
フローイング・ヘア・ダラー銀貨
フローイングダラー銀貨とは、1794年アメリカで発行された銀貨で、12億円の値が付いた古銭です。
引用:ウィキペディア
この古銭は、アメリカで発行された最初の1ドル銀貨です。
200年以上のもので、発行枚数が少なく、現存枚数も100枚から130枚しかない点や、保存状態が極めていい逸品という点で、希少価値があがったといわれてます。
セント・ゴーデンズ(ダブルイーグル)金貨
セント・ゴーデンズ金貨とは、通称ダブルイーグルともいわれ、1933年にアメリカで発行された20ドル硬貨です。(金90%・銅10%のコイン)
引用:ウィキペディア
セントゴーデンスはこのコインをデザインした彫刻家の名前で、アメリカでは「最も美しいコイン」といわれていました。
この金貨は、およそ44万個製造されたが、流通することなく政府によってい鋳潰されたそうです。
しかし、そのうちの1枚が個人のコレクターにより2002年にオークションに出品され、7億5千万円の値が付いたそうです。
天正菱大判金
天正菱大判金とは、安土桃山時代から江戸時代初期に造られた大判です。
当時の豊臣家が、贈答用に製造を命じた大判で、発行数も非常に少なく希少価値の高い大判金です。
引用:ウィキペディア
確認されている現存枚数が、世界中で6枚だけの、超貴重な大判です。
金額はおよそ5千万円から7千万円ほどですが、専門のオークションでは1億円以上の値段が付くこともあるそうです。
海外の古銭をなるべく高く売るには
引用:photoAC
持っている古銭を「なるべく高く売りたい」誰でもそう考えると思います。
- 手入れ・クリーニングはしない
- 保管環境と付属品には気をつかう
- 古銭のプロに鑑定をしてもらう
変にクリーニングしない
古銭は出来る限り、手を加えないで、そのままの状態にしておきましょう。
- 「汚れや、キズが気になる」
- 「きれいにピカピカにしたい」
と気持ちはわかりますが、掃除やお手入れが逆効果をまねき、高く売れません。
良かれと思い手入れした結果、その価値が下がってしまう恐れもあります。
鑑定に出すまえは、そのままの状態にしておきましょう。
また、持つときは指紋が付かないように、気をつけることです。
指紋で値打ちが下がることもあります、手袋をつけて持つように心がけてください。
保管する環境に気を遣う
古銭の保管には気を遣いましょう。
キズや汚れから守るために、ケースなどに入れて大事に保管しておきましょう。
また、専用のケースや、価値を証明する「鑑定書」などの付属品は、一緒に持っておくことで、より高値で取引されます。
開封されたものでも売れますが、高値で売るなら、「未開封の状態で保管する」のがベストです。
できるだけ、元の状態をキープして保管するようにしましょう。
海外の古銭の買取に詳しいところに売る
海外古銭は、専門的な知識があり、本物の価値を正しく鑑定する買取店に売りましょう。
古銭や古紙幣を扱う買取店は、専門的な知識と豊富な鑑定量で、その価値を正しく見極めるプロのスタッフが在籍しています。
有名買取店の多くが、出張や宅配などのサービスで、気軽に鑑定を依頼することができます。
また、鑑定を無料で行ってる買取店も多いので、買取店を一つに絞らずに2か所以上で鑑定してもらい、本物の価値を正しく見極めることをおすすめします。
おすすめの海外の古銭買取業者top3
引用:photoAC
ここからは、編集部おすすめ!海外の古銭の買取業者を3つ紹介します。
- 買取方法
- 対象地域
- 手数料
- 買取価格・信頼性・総合性を5段階で評価
- 特徴の紹介
この項目で、紹介します。
3位:ザ・ゴールド
引用:ザ・ゴールド
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
対応エリア | 東北・関東・東海・中国・四国(例外あり) |
手数料 | 完全無料 |
買取価格評価 |
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信頼性評価 |
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総合評価 |
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公式サイト | 詳細はこちらから |
ザ・ゴールドの特徴は、査定方法が2重査定方式で時間をかけて丁寧に査定します。
出張買取では、査定員が判断できない古銭は、本社専門スタッフにその画像を送り、査定するシステムです。
しかし、古銭の買取はしますが、「記念硬貨」「海外硬貨」の買取は対象外で注意が必要です。
(※金貨は金で査定し対象となる)
2位:買取プレミアム
引用:買取プレミアム
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
対応エリア | 全国対応 |
手数料 | 完全無料 |
買取価格評価 |
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信頼性評価 |
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総合評価 |
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公式サイト | 詳細はこちらから |
買取プレミアムの特徴は、「女性査定員指名サービス」が使えるます。
査定員は男性が主流ですが、女性にとっては男性を家に上げたくないという方も多いので、女性にとっては魅力あるサービスです。
1位:バイセル
引用:バイセル
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
対応エリア | 全国対応(離島は除く) |
手数料 | 完全無料 |
買取価格評価 |
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信頼性評価 |
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総合評価 |
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公式サイト | 詳細はこちらから |
バイセルの特徴は、業界トップクラスのスピードです。
出張査定では、申し込みから最短30分で訪問可能!その場で現金化し、サービス重視でこだわりの対応力が魅力!
また、査定実績も数多く、信頼性・買取価格すべてにおいて、「総合評価業界№1」の買取業者です。
まとめ
引用:photoAC
いかがでしたか?
紹介した内容は
- 古銭には2種類ある…「地金型金貨」「収集型金貨」
- 古銭の価値は…「貴金属の相場で決まる」「コレクション価値で決まる」
- 古銭を高く売るには…「変に手入れをしない」「保管に気を遣う」「専門業者に相談する」
この記事で紹介した内容が、疑問を持ってる読者の方の参考になればと思います。
大事にしている古銭が、より高く納得できる買取価格で、売れることを願っています。
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