☆古銭買取、相場
家に眠っていた古銭や、むかしコレクションしていた古銭。
整理したい気持ちはありつつも、買取してもらえるかどうか分からない。
そもそも、古銭自体なかなか見かけないこともあり、相場に悩まれる方は多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では古銭の相場を種類別に紹介していきます。
パッと見ただけでは価値の分からない古銭も、種類によっては数百万を超える買取価格がつけられることもあります。
歴史の長い古銭には、それだけでも価値があります。
せっかくの価値あるものを、捨ててしまってから後悔することだけは避けたいものです。
迷っておられる方はぜひ、この記事を参考にお手元にある古銭の買取をご検討下さい!
また、記事の最後には買取におすすめの業者を紹介しております。
損をしないためにも、信頼できる業者に正しく丁寧な査定をしてもらいましょう。
古銭の相場を紹介!買取一覧をチェックしよう!
大判・小判の買取一覧
大判は、16世紀以降、江戸時代に日本で生産された楕円形の延金です。
小判は、おなじく江戸時代に流通した、大判より小型な楕円形の金銀合金です。
『天正大判金』、『慶長大判金』、『慶長小判』、『元禄小判』などの種類があります。
金そのものの質だけでなく、歴史的価値も合わさり、高額買取が期待できます。
しかしその反面、レプリカも多く出回っているため、信頼できる査定が必要です。
相場は小判であれば10万円以上、大判であれば20万円以上です。
名称 | 天正大判金 |
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金額 | 約1000万円以上 |
近代貸幣・プレミアム硬貨の買取価格一覧
近代貨幣は、明治3年から昭和25年の間に発行された貨幣です。
大判・小判とは形状が大きくことなり、現在の通貨に近い形状をしています。
『ニッケル貨』、『アルミ貨』などの種類があります。
この中でも発行枚数が少ない硬貨、数量限定で発行された硬貨など、希少価値の高い硬貨はプレミアム硬貨と呼ばれ、額面以上の買取が行われます。
種類が多いため、相場は2、3万円のものから100万円を超えるものなど様々です。
名称 | ニッケル貨 |
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金額 | 約数千円 |
財務省放出金貨の買取一覧
財務省放出金貨は、平成17年に財務省によって出された3万枚限定の金貨です。
オークションで出品されたこともあり、一枚ずつ専用のケースに収められています。
このケースは壊さない限り開かない仕組みになっているため、金貨の劣化がおこりにくく、高額買取が期待できます。
これも種類によって、相場が約5万円のものから600万円を超えるものまであります。
名称 | 財務省放出金貨 |
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金額 | 約5万~600万円 |
記念硬貨・記念金貨の買取価格一覧
記念硬貨・記念金貨は、国家的行事などの特別なイベントに際して発行される硬貨や金貨です。
『東京オリンピック記念』、『天皇陛下御在位60年記念』、『皇太子殿下御成婚記念』などの種類があります。
祝いごとの記念に作られたため、流通を想定した硬貨ではありません。
銀行で使用可能な貨幣との交換も可能ですが、限定の時期にしか発行されないため、コレクターからの人気は高く、ものによっては額面よりも高く買い取ってもらえることがあります。
相場は100円から1万円ですが、希少価値の高いものには10万円以上の値がつけられることもあります。
名称 | 東京オリンピック記念硬貨 |
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金額 | 約数千円 |
古金銀・丁銀・豆板銀の買取価格一覧
古金銀は、江戸時代に用いられた金貨や銀貨の総称です。
中でも、棒状の銀塊をした丁銀や、その補助的な役割を担っていた小粒の銀塊、豆板銀は代表的な古金銀の一つです。
『石州丁銀』、『慶長丁銀』、『慶長豆板銀』、『元禄豆板銀』などの種類があります。
江戸時代当時も、重さを計りながら使用されていた丁銀は、ひとつひとつ質量がことなるため、買取の際には専門家による査定が必要です。
丁銀の相場は1万円から50万円、豆板銀の相場は5千円から十数万円と幅広いです。
丁銀については、種類によって100万円を超えて買取されるものもあります。
名称 | 石州丁銀 |
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金額 | 約800万円以上 |
穴銭・皇朝銭・皇朝十二文銭・絵銭の買取価格一覧
穴銭はその名の通り、真ん中に穴の空いた貨幣です。
現代で言うところの5円玉が穴銭に該当します。
そして、穴銭の中でも、奈良時代から平安時代に流通した十二種類の貨幣を、皇朝銭、または皇朝十二文銭と呼びます。
一方で、絵銭は通貨として用いられたものではなく、銀貨を模して作られた民芸品であり、いわゆるおもちゃのお金です。
皇朝銭には『和同開珎』、『万年通宝』、絵銭には『鏡屋銭』、『打印銭』などの種類があります。
皇朝十二文銭の相場は3万円から15万円、絵銭の相場は数千円から数万円です。
しかし、絵銭は種類によって10万を超えて買取される場合もあります。
名称 | 和同開珎 |
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金額 | 約数万円~数百万円 |
在外貨幣・朝鮮貨幣の買取価格一覧
在外貨幣は、昔日本の勢力下にあった国や地域で用いられた貨幣です。
中でも、朝鮮で製造された貨幣は朝鮮貨幣と呼ばれ、まれに日本でも発掘されることがあります。
朝鮮貨幣の一種である『朝鮮通宝』は、李氏朝鮮によって製造された貨幣です。
歴史が古いうえに、当時の朝鮮で流通が上手くいかず普及に至らなかったことからも、保存状態によって高額買取される場合があります。
相場は数千円です。
名称 | 朝鮮通宝 |
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金額 | 約数千円 |
試鋳貨幣・不発行貨幣の買取価格一覧
試鋳貨幣は、新しい貨幣を発行する前に試作として製造された貨幣です。
この性質上、流通することはありませんが、江戸時代、様々な金貨や銀貨が発行される際に試作したと思われる貨幣は現在も残っています。
一方、流通のために製造されたものの、発行されることのなかった貨幣は不発行貨幣と呼ばれます。
どちらも製造枚数が少ないことから希少価値が高く、コレクターからの人気が高いです。
相場は数千円から1万円ほどですが、ものによっては100万を超えるものもあります。
名称 | 試鋳貨幣 |
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金額 | 約数千円~数万円 |
藩札・幕府札・政府札・府県札・為替座紙幣・会社紙幣の買取価格一覧
これら六つは硬貨ではなく、歴史的に価値のある紙幣になります。
藩札は、江戸時代に全国の藩や、旗本、地域が独自に製造したローカルな紙幣です。
幕府札は、幕末に幕府により発行された紙幣、政府札は、大半の紙幣の発行を担う中央銀行とは別に、政府が独自に発行した紙幣です。
さらに、明治元年から明治四年の間に発行された『京都府県札』、『奈良府札』などの紙幣は府県札と呼ばれます。
製造する地域や期間が限定されており、どれも希少価値が高いことから、硬貨と同じく高額での買取が可能です。
相場は藩札であれば数千円から数万円、府県札であれば1万円から3万円です。
名称 | 京都府県札 |
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金額 | 約10万円 |
古いお札・近代貨幣の買取価格一覧
古いお札にはひとつ前に紹介した藩札、幕府札などがあります。
近代貨幣についても紹介したとおり、『ニッケル貨』、『アルミ貨』などの種類があります。
古いお札の相場は数千円から数万円、近代貨幣の相場は2、3万円のものから100万を超えるものなど様々です。
名称 | ニッケル貨 |
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金額 | 約数千円 |
軍用手票の買取価格一覧
軍用手票は、戦時中、戦場で兵士が用いた代用通貨です。
当時の兵士たちはこの軍用手票を用い、現地で食料や物資を交換していました。
『日清戦争軍票』、『日露戦争軍票』、『日華事変軍票』などの種類があります。
代用通貨であるため、実際に使用することはできませんが、歴史的価値が高く、コレクターからの人気もあります。
相場は数万円から数十万円と全体的に高く、中には数百万円を超えるものもあります。
名称 | 日清戦争軍票 |
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金額 | 約数百万円以上 |
在来銀行券・在外紙幣の買取価格一覧
在来銀行券・在外紙幣は、むかし日本が占領していた満州国、台湾、朝鮮で発行された紙幣です。
これらの地域が敵国に占領された際に想定される、日本のインフレを防ぐために用いられました。
『満州中央銀行券』、『台湾銀行券』、『朝鮮銀行券』などの種類があります。
かつて日本で用いられていた紙幣とはデザインがまったく 異なることから、需要は高く、高額買取が期待できます。
相場は数千円から数万円ですが、中には10万円を超えて買取されるものもあります。
名称 | 満州中央銀行券 |
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金額 | 約数万円 |
古銭を高く買い取ってもらうには?コツを紹介!
ここまで古銭の相場を紹介してきましたが、買取の際には古銭そのものの歴史的価値や希少性だけでなく、状態によっても値が左右されます。
なるべく高く買取してもらうためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
とはいえ、正しい保管方法や、買取の前にしておいた方がいいことを知っている人は少ないのではないでしょうか。
せっかく価値のある古銭、どうせなら少しでも高く買取してもらいたいものです。
そこで、こちらに古銭買取におけるコツをまとめました。
お手元の古銭を少しでも高く買取してもらうため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高額古銭を買い取ってもらおう!おすすめ業者Top3!
3位:ザ・ゴールド
3位は買取専門店の『ザ・ゴールド』です。
自分では価値の分からない古銭も、確かな目を持った遺品査定士や買取アドバイザーなどの有資格者によって、無料査定してもらえます。
買取方法も店頭買取、出張買取、宅配買取と豊富で、忙しい合間に利用しやすいところも魅力の一つです。
2位:買取プレミアム
出典:買取プレミアム
2位は『買取プレミアム』です。
古くて汚れている硬貨や、折り目が付いている紙幣、大量の古銭でも、一枚ずつ丁寧に査定してもらえます。
国内では業者専門の市場、海外ではオークションなど、幅広い販路を所有しているため、その古銭の最も高い金額を提示することが可能です。
出張買取、店頭買取の二つの買取方法に対応しており、24時間受付でサービスを行っています。
出張料や査定料、査定後のキャンセル料も無料です。
1位:バイセル
出典:BUYSELL
1位は『バイセル』です。
『バイセル』では、研修を受け、古銭買取について専門的な知識を有した査定員に、古銭一枚一枚を丁寧に査定してもらえます。
さらに、古銭商と連携して査定を行うダブルチェック制度を取り入れているため、的確な金額の提示が可能、かつ、需要の高い古銭には高額の値を付けることができます。
出張買取、店頭買取、宅配買取の三種類の買取方法に対応しており、全国各地に拠点を持つため、最短即日査定が可能です。
また、「質問に対して丁度良い距離感で温かく答えてもらえた」など、丁寧な対応に満足したという口コミも多く、大量の古銭に100万を超える買取を行った実績もあります。
まとめ
ここまで、古銭買取の相場やコツ、業者を紹介してきました。
見たことのなかった古銭や、想像より価値のある古銭もあったのではないでしょうか。
この記事で紹介した相場もあくまでも目安であり、古銭の状態や人気の度合いによって買取価格はことなります。
古銭そのものの価値を引き出すためにも、信頼できる査定が必要です。
あなたの家の倉庫に眠る古銭にも、ひょっとしたら数百万の価値があるかもしれません。
少しでも心当たりのある方は、この記事を参考に、ぜひ買取を検討してみて下さい!
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